通知表の評価基準って あるようなないような? 先生との相性というのもあるだろうな~

7a0c99b5c443a4e3d9b7a0db5e06d07b_s

昨日は、小3の子の通知表から、実力と評価との乖離について触れました
今回は、小6の子の通知表を通して、また別の視点で通知表について書きたいと思います。

この小6の子は、算数が好きですが、国語はとにかく記述がダメです。
何を書いたらいいか、どう書いたらいいかの組み立てが苦手で、5年の始めでも低学年の作文かと思うようなものしか書けませんでした。
今は、要約であればうまくなりましたが、語彙力が不足しているため、6年にしては自由作文となると幼い文を書いていると思います。
また、接続詞の使い分けがなかなか理解できず、前後の文の関係が曖昧にしかとらえられないために、読解では問題のレベルが上がると正答率がガクンと落ちます。
算数は1年間、単純な問題を避け、少しひねった問題も読み解き、粘り強く考えられるようにと、あえて少しレベルをあげて挑戦させて来ました。

今は塾用のテキストと合わせて、このハイクラスドリルを併用中。
少し背伸びをさせて解けそうな問題を選んで活用しています。
(ハイクラスドリルには、上の学年の知識が必要な問題もたまに含まれるため、中受せず先取りもさせていない子には、問題を選んで解かせる必要があります。)
習熟度別クラスでは一番上のクラスに入り、進学塾に週に数日通う子がほとんどの中で問題なくついていけているこの子に対して、同じクラスの子の間では「どうして?」とちょっとした話題になっているとか。
寺子屋には週1で90分しか来ていないので、友達から見たら自分たちと同じように遊びまくっているのに、どうして難しい問題もできるの?と不思議なようです。

この子は、今回の通知表で初めて、国語と算数が全て「よくできる」についたそう。
最近では、前に出る目立つ役割は好きではなかったのに、リーダー役を務めることも多く、ママが「変わったわ~」と言っていました。
ですから、算数に関しては全く驚きませんでした。
国語は…甘いな~と思いましたが。

この子はコツコツやるべきことをやり、大きな問題は決して起こさないので、先生もいろいろ頼みやすいらしく、また子どもの方もそれを認められたと感じて応えている…そんな関係性があるようです。
ただ、はたから見た時に、「先生に気に入られているから」といった視点で判断されることも出てきて難しいともママから聞きました。

夏休みの学習時間も、担任のお手伝い(出来ない子の学習サポート)を頼まれ、親は「人に教えるのも勉強だから」と静観していたら、1人では大変だからとその子のお友達にも声をかけるように言われたとか。
それって、教える力のない子まで、サポート側の人間として関わるってことですよね。
どうやら外国籍の子で日本語がままならず、学習が遅れてしまっている子だから、先生がべったりつくにも限界があるという背景があったようなのですが…それにしても、生徒をいいように使っている?と取れなくもないですよね。
で、初日にいざ行ってみたら、担任不在でどう教えたらいいかもわからず、結局みんなで学校レベルのプリントをやって帰ってきた…と聞きました。
ママは「話がめちゃくちゃ。それなら、本人の宿題を先に家でさせたかった。」と言っていました。

こういうのも、通知表が上がったと素直に喜べないですよね。
実際、ママは全国テスト(都や区かもしれません)では、出来ない訳ではないけれど、本当に出来る子たちと比べたら水をあけられているのに、通知表で変に良く出るのはかえって「そんなんでいいの?」と不安になると言っていました。

まあ、先生も人間ですから、大なり小なり、相性の合う子につい良くつけてしまうというのはあるのでしょうね。
逆に、相性が合わない子の成績をちゃんとつけているのか、心配になりますが。

今の中1の生徒に、小6時に担任に無駄に反発してしょっちゅう喧嘩をふっかけていた子がいました。
いろいろなことが積み重なって、その子は先生のことが大嫌いだったそうです。
寺子屋に来てグングンテストの点が上がったのですが、先生への反抗的な態度は変わらず。
学校で担任に注意されると、
「俺、塾では超まじめだし!」
「だったら塾の先生に、学校でのあなたの授業態度を見に来てもらいなさい!」
なんてやり取りが授業中にあったとか(同じクラスの寺子屋生徒からの情報)。
いや~、あの~、私、保護者ではないんですが~(苦笑)
確かに寺子屋では、おしゃべりはするものの、すぐに学習に戻ってくれるし、困った行動は何一つなく、馬力があるスポーツ男子、この子は伸びるな~と思う程。
でも、こんなことでは、内申は取れなくなるし、「嫌いな先生にマイナス判定させる口実を自分から作るのは馬鹿だ」と散々言い続けたのですが、どうも変わらなかったようで。
ただ!この先生は、これだけのことがありながら、通知表にはちゃんと各教科で伸びた部分を全て反映させてくれていました。
ママが「あんな失礼な態度だったのに、こんなに上がるとは…」と驚いたくらい。
授業中のやり取りはいかがなものかと思いますが、通知表で逆襲する(そんな先生もいると聞きます)のではなく、ちゃんと私情を挟まずに評価を付けてくれたのを知って、「評価とはそうでなくてはいけないな」と思ったものです。
ま、生活面の評価はガッツリ厳しくつけられていましたけどね、当然。

先生も人間。
だからこそ、教科の評価くらい、もう少し客観性のある指標ができ、それをオープンにして、納得できる通知表になるといいなと思いますね。

  

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください