「出口式 はじめての論理国語 小1レベル」 私の中で日本語論理トレーニングを超えたかも

関連記事:出口汪先生の新刊が出た! 「出口式 はじめての論理国語」 小1・小2レベル

楽天ブックスTOPはじめての論理国語 小1レベル [ 出口汪 ]送料無料の総合書店「honto」出口式はじめての論理国語 小2レベルというように、いくらかあったポイントを使うために購入先を分けたんですが、楽天ブックスで頼んだ小1レベルの方が早く届いたので早速レビューを~!

まず、ベースとなる部分はカラー印刷です。
それと、練習問題の部分や、縮刷版の解答が上部に、下部に解説といった構成は、出口汪の日本語論理トレーニングシリーズと同じ感じで、このシリーズに触れてきた人には親しみやすいと思います。

ちょっと紙面を紹介するとこんな感じ。
160408論理国語4
反対語というと、ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕を思い出しましたが、他にも言葉の整理といったページはまさにこのふくしま式の本に書かれていた具体化・抽象化の項目のマトリョーシカ方式が…。
(動物の下に哺乳類、そのまた下にいぬ・ねこと、抽象と具体の関係を示すものです。)

そして、日本語論理トレーニングによく出てくる、「だれが」「どうする」を答えさせる問題も。
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これはカラーになっただけで、基礎編・習熟編でよく出て来ているものです。
今回の論理国語では、参考書的な要素が多いので、主語・述語・修飾語を色分けして、わかりやすくしていますね。
160408論理国語1

私が今回発売された論理国語で、ここはいいぞ!と思ったのは、以下の2点。
まず、文と文との関係を記号化したところ。
逆説は双方向の矢印、順接は一方への矢印、並列や言い換えはイコールといった具合です。
160408論理国語2
そして、この本の終わりに書かれている「論理トーク」というコーナーで、接続語とこの記号をひもづけしているんです。
文と文との関係を矢印などの記号で理解した後で、実際の言葉にした時にどんな接続語が使われるのか…これは、ただ接続語の説明をするよりもわかりやすいように思いました!!!!
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それから、日本語論理トレーニングの応用編には読解も出て来ますが、論理国語でも「気もちをよみとろう」といった単元で、しっかり読解が取り上げられています
これ、1年生のですが、それなりに読ませて、選択肢で答えさせる問題です。
他のページは、理由などを書かせる問題もありましたよ。
160408論理国語3
この読解系の問題にも、応用編同様にそれなりの分量の解説がされているのもいいですね。
上部が実際のページの縮刷版に解答が赤字で入った物で、下部に解説というのは日本語論理トレーニングと同じスタイルですから、馴染みやすいと思います。
160408論理国語6

はじめての論理国語 小1レベルに関しては、正直「買い!」だと思います!
というのは、日本語論理トレーニングの1年基礎編だとしても、つまずく子がいないわけではないんですね。
そうなった時に、なかなかうまく説明してあげられないという話も聞きますし、私も言葉で説明していて行き詰まりを感じることもあります。
この本は、練習問題こそ少なめなものの、日本語論理トレーニングの基礎編から応用編までをカバーし、かつ視覚的にも親しみやすい工夫がされています。
そして、何より親子で学習するにあたり、根本的な考え方が丁寧に書かれているので、家庭学習でつまずいたところを、親が子供に説明するのに使いやすいと思います!!!!!
個人的には本当にお勧め!
ちなみに、我が家でこれを開いていたら、長女と長男が寄ってきて、「これ、やりたーい!」と言ってきましたよ。
カラフルでも優しい色合いと、詰まり過ぎない紙面が、「なんだかおもしろそう♪」って気持ちにさせるんでしょうか。
長男には「字が書けるようになったらね」と待ったをかけましたが、口頭で取り入れられる部分は長男にもどんどん取り入れていこうと思います。

勘のいい子なら、日本語論理トレーニング3冊やらなくても、こちら1冊で十分かも…なんて思いますよ。
日本語論理トレーニングはあくまでも演習に重きを置いた本で、こちらは広範囲にわたりポイントを押さえて理解を促す本という位置づけでしょうか。
論理国語は問題・説明ページが119ページ、解答・解説が56ページ。
日本語論理トレーニングが全体で100ページ弱で1080円であることを考えると、論理国語の1296円は実はお得なのでは?と思います。
帯に書かれた「出口式国語の決定版!5つの新発見を初公開」というタイトルには、おおげさだな~、低学年向けではないけれど、ふくしま式で既に言われていることも結構含まれているし、新発見ではないでしょう(^-^;…と思っちゃいました(笑)
ただ!!!低学年向けの、論理的に読むことを段階的に習得するための、平易な表記の指南書という点で、この本はとても価値があると思います!!!!!
低学年向けのこういう本ってなかなかないですもんね~。

今ははじめての論理国語 小1レベルはじめての論理国語 小2レベルの2冊のみとなっていますが、せめて小3レベルまで作ってくれたらいいのにって思います。
小1でも小2でも、単語をつないで話すような子や、書き言葉と話し言葉の区別があいまいな子、国語が特に苦手な子などは、各学年の習熟編に入った頃、もしくは小3の基礎編に入った頃に、先へ進めなくなってしまうケースが寺子屋で見られたんですよね…。
小3レベルまであれば、出口汪の新日本語トレーニング〈1〉基礎国語力編(上)への足掛かりにもなると思います。
いや、国語がとんでもなく苦手な子のことを思うと、やっぱり4年くらいまであったら助かるかも(^-^;

小2レベルも同様の構成とは思いますが、小1レベルとどれくらい内容や掘り下げ方が違うのか気になります。
早く届け~!

検索してもなかなか詳細がわからなかったので、画像を豊富に紹介してみました~!!!!!

  

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コメント

  1. ニューkinu より:

    こんにちは。
    すたログで出口式 はじめての論理国語小4のレビュー記事があったからみでこちらに飛んできました。
    つい昨日、日本語論理トレーニング応用編を次女に買ったばかりだったので、
    (次女に基礎編を買ったところ2日3日で終わらせてしまったので慌てて習熟飛ばして応用を買ったのですが、なんせ値段がいい値段…)
    後悔です…。もっとこちらを読んでおけばよかった…。

    いつも話題に出してしまう長男(小6)ですが、国語力が恐ろしくひどく、
    すたログ記事で勉強させてもらい、今、日本語論理トレーニングの基礎の4年に戻って学習中です。
    そもそも私自身あまり国語で苦労しなかったほうで、なんとなく点数も取れていたし、文章を書くのも嫌いではなかったので、長男のおそるべし国語力に対して気が付いてはいたものの、どうアプローチして導いていったらいいのかわからず、6年生になってしまいました。
    このままではまずいと感じ、今小4(うちの子の場合4年レベルかなと思って勝手に判断しました)に戻って復習中なのですが、なかなか学校の宿題や本人のやりたい勉強が優先されてしまい、進みが遅くなってしまっています。毎日新聞を読んで要点の線引とスクラップ、たまに活用ノートに視写はしていて、知識だけは豊富なほうだとおもうのですが、アウトプット力がなさ過ぎる(涙)話し言葉と書き言葉の違いは全く理解していないし、文のねじれがおきまくっています。
    やるならやるで3冊コンプリートしてきちんと進めていくしか方法はないのかなと思うのですが、ついつい好きな教科ばっかりやりたがってしまうんですよね…。私も本人に勉強を任せているのでどうしても偏ってしまいます。受験勉強があるわけではないこの時期、夏休みの長期休みも利用して諦めずに順追ってやっていくしかないですよね。
    今、次女が論理国語にはまっているので、最近長男が先生役を買って出ている光景をよく目にするので、その辺の食いつき方をうまく行動レベルにもっていきつつ、応援して背中を押してあげないといけないなぁと感じました。
    すみません、くだらないコメントになってしまいました。

    • >ニューkinuさま
      「はじめての論理国語 小4レベル」は、国語が苦手なお子さんならやる価値ありますよ。
      小3レベルまでは、正直簡単だと思います。
      小4レベルまでしかまだ出ていないので、小5、小6は発刊を待たないといけませんが。

      日本語論理トレーニングの応用編を娘さんに購入とのことですが、それで進められるなら全然OKです。
      「はじめての論理国語」がないと解けない問題でもありません。
      でも、中には基礎編や習熟編で完全に躓いてしまう子もいるんですね。
      そういう子には「はじめての~」は助けになると思いますよ。

      また、「はじめての~」だけでもダメだと思うんです。
      問題演習が少ないですから。
      あくまでも例題といった形での出題と私はとらえているので、「はじめての~」を学習した後は、それを実際の読解問題等でどう使うか練習を重ねる必要があると考えています。

      国語は明確に学年で指導内容を分けられる教科でもないので、教材選びも学年にこだわる必要はないと思いますよ。
      長男くん、先生役をしていることがあるのですね。
      人に説明するのはとてもいい勉強になりますから、上手く自分の力につなげられるといいですね。

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