たった1冊の問題集や本が 1人の子供の将来を変えるかもしれない

寺子屋の子たちも進級、進学を控えて落ち着かない様子です。
そうこういう私も、新学年の教材選びや面談日程のセッティングなどで忙しくしています。

そんな中、算数も国語もパターン学習と化していて、ちょっと本質の理解が怪しい子がいます。
この子は寺子屋に来るまでは学校の宿題のみの勉強。
ですが、ママのフォローと早起きの習慣もあって、冬から(!朝起きるのがしんどい時期なのに偉いですよね)朝勉強をしています。
下に兄弟がいるのでママは相当大変なはずなのに、間違えた算数の類題や漢字を手書きでノートにさせていました。
もちろん、それはとても素晴らしいことなのですが、計算に関しては市販の問題集の力を借りてもいいのでは?と提案してみました。

というのも、その子は「使いやすい!」とこちらの問題集のシリーズを気に入っていたのです。

この問題集についてママに連絡。
そうしたら、この前の授業の日、「ママが買ってくれた!」と嬉しそうに報告してくれました
3年生用のをママがちゃんと用意してくれたんですね。
もちろん、その子の間違えた問題を手書きで…というのは、続けてもらえるようお願いしてあります。 (そして、それは毎回持ってきてもらっていて、定着していない部分に指導をしているんですよ。)
でも、今回の件では、ただ問題集を買ってもらったというだけでなく、「これを使って頑張ろうね」っていう期待まで生徒は一緒に受け取ったのかな…と、生徒の顔を見て感じました。
適度な期待が子供の顔を輝かせる瞬間を見ましたね。

また、少し前に書いた、国語や漢字が苦手な3年生ですが、本当に本を読んでいませんでした。
一昨年の一学期、教え始めの頃ですが、そもそも、読まないからとその子に合った本が家になかったんです。
あるのはウルトラマン図鑑やゲームの攻略本。
それすら読まないよりはいいですが、好きな遊びの分野の本しか見ないのでは、知っていることにあまりにも偏りが出てきてしまいますし、単語の拾い読みだけでも事足りるので、文章を読むようにはならないのではないかと危機感を覚えました
図書館で意識的に借りてこない限り、児童書を読まないまま成長してしまうのでは?と、半ば強制的に、私が我が子のために買っておいた本を貸し出しました。
その時に添えた言葉は、「読みたくなったら読んでね。先生のオススメの本だから、〇〇くんに読んでほしいなと思って。だから、貸してあげるね♪」。

一昨日も取り上げましたが、

それいけズッコケ三人組を貸しています。もう渡してから1年になるかな。
ママに聞いたところ、どうやら最近、伝記の方を毎日読んでいるようなのです!
メッセした時もちょうどこの伝記を音読しているところだったとか。
全く聞いていなかったので、とてもびっくりしました!
国語の問題文を読むのを、ものすごく嫌がる子です。
だいぶマシになりましたが、それでも相当自分で気合を入れて国語と向き合っているはず。
それなのに、ここ最近とはいえ、自分で毎日本を読んでいるなんて!!!

長女が2年生になるので、この本はそろそろ返してもらおうかなと思っているところ。
ズッコケの方は、ストーリーなのでたどり切れないと思ってしまうのか、自分では読もうという気になれないのでしょうね。
本嫌いな子も読んでみようという気にさせる「10分間で読める」シリーズはすごいなぁ。
来年度の分は「買ってみては?」と勧めてみよう。

本を読む、問題集を解くといった、勉強をさせたいなら、入手する(買おうが譲ってもらおうが借りようが、どれでもかまわない)というアクションを取らないと。
そこから子供に何か変化があるのかもしれないのだから。
親が価値を認めていないものに、子供を向かわせるのが無理がありますよね。
「普通でいいんです」では普通になれないという記事にも書きましたが、習い事ばかりにではなく、勉強面でもその子なりの上を目指すようバックアップしてほしいと切に願います。
たかが1冊の本や問題集かもしれないけれど、何年も先に開く花の始まりになるかもしれないのだから…そう思います。

  

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください