習熟度別クラス 一番上のクラスが嬉しくない理由とは

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長女や寺子屋の子たちは全員、公立の小学校に通っています(今は2つの小学校の生徒がいます)。
長女の小学校では、今年から急遽、1年生にも算数の授業が習熟度別クラスになりました。
2年からとか3年からとか聞いていたのにビックリです。

でも、以前から高学年には習熟度別クラスが導入されていました。
6年生のある生徒。学校の算数の成績はまあまあ。中の上…かなぁ…くらいでした。
それが、今まで学校の宿題しかやっていなかったのに、寺子屋に通うことで勉強する時間を取れるようになったので、基礎を徹底できました。
その結果、習熟度別で3つあるうちの一番上のクラスに。

ところが、しばらくして「先生、算数の一番上のクラス、もう嫌だ…。」と言うのです。
せっかく「出来る」と見られてのクラス変更なのに、何が嫌なんだろうと話を聞いてみました。
「だって、みんなもう塾で習って出来る子ばっかり。私は初めて習うのに誰も教えてくれない。『グループで解き方を考えましょう』とか言われて、分かってる子がリーダーになって説明するの。その説明でわからなくても聞ける雰囲気じゃないし。」と言うじゃないですか!!!!
内心、「なんじゃそりゃ!」と思いつつ、会話を続けました。
私:「塾で先取りしていない子は、他に何人かいるの?」
生徒:「自分ともう1人だけ。」
私:「その子はどうしてるの?」
生徒:「その子は塾行っていないけど、すっごく頭がいいからその場でわかるみたい。でも、私は無理だよ…。」
私:「そっか~。その間、先生は何してるの?
生徒:「見てるだけ。
私:(!!!!! きっと目が丸くなってビックリしてるのがモロばれだったと思います(^-^;)

あっかーーーん!
せっかく基礎とはいえできるって自信がついて、算数嫌いから抜け出せそうなのに!
私:「周りが先取りしている子ばかりで困ってるなら、先取りしよっか。わざわざクラスを下げることもないでしょう?」
生徒:「うん…先取りする…。」
となり、1、2週間程度の先取りをすることに落ち着いたのでした。

現在、先取りするために、家庭学習のツールとして、勉強サプリ(サービスは変わらず、名称が「スタディサプリ」に変わりましたね。)を活用しています。
勉強サプリ/小4~中3の勉強を強力サポート!
限られた授業時間を理解できずにいるところに割きたいからです。
そして、基本を押さえられたら、その徹底と応用のためにこちらを。

標準問題はある程度出来るといいなと思いますが、レベルの高い問題は解けなくてもいいと思います(標準でも難しいものもあります)。
「どうやるんだ~?」と頭をひねるだけでも、学校の勉強とは違い、粘り強く考える練習ができると思うからです。
この小学6年 算数 ハイクラスドリル: 1日1ページで全国トップレベルの学力! (小学ハイクラスドリル)ですが、中学受験の問題も一部載っています。
仮にそれが中学受験をする子にとっては基本問題だとしても、中学受験しない子にとってそれを解く、または解けたという体験は、「受験する子が別世界の子ではない」と気づかせてくれるかもしれないとも思うのです。
実際、そういった問題を解けた時に、「お!中学受験に出た問題だって。なかなかやるね~!」というと、まんざらでもない顔をしていますから。

また、別の小学校の高学年ママの話によれば、そこは習熟度別ではなく、ただクラスをシャッフルしているだけなんだとか。
そして、授業はどうしているかというと、教科書レベルが分かっている子が、そうでない子に教えているんだそう。
高学年になると、理解が追いついていない生徒1人に先生1人付けたいくらいなんてこともあるので、教える側の手が足りていないのでしょうが、それでいいのかな~とモヤモヤします。

もちろん、習熟度別にしろ、そうでないにしろ、人に教えることでより理解が深まるというのは事実だと思います。
でも、出来る子たちは教えるばかりで、満たされるのでしょうか
理解が追いついていない子たちは、出来る子とはいえ生徒たちの説明で理解できるのでしょうか
一番、引っかかるのが、そういった授業における先生の存在感のなさです。
きちんと先生方が全体を把握した上で運営されているケースが多いことを期待したいところですが、私の身近な小学校がこんな感じなので心配なんですよね~。

こういう状況を知ると、最近、よく言葉を聞く、「学び合い」とか「アクティブラーニング」というのに、不安を覚えます
こういったクラスの状態の中で、果たしてうまくいくのかなと。
どうなんでしょうね…。

  

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